根菜類の保存

野菜が凍みてしまわないよう、冬の寒さに備え土中に保存しました。
我が家で受け継がれてきた方法です。

この辺はマイナス10度以下になりますので何らかの保存対策が必要です。

 

まず、土中に穴を40センチから50センチ掘ります。

そして簡単な屋根をつくり、稲藁で保温。

さらに土をたっぷりとかけます。

 

腕が入るくらいの取り出し口を小さくつくり、取り出し口の大きさの藁束で栓をします。

 

こうすると、春先までみずみずしい野菜が保存できます。

昨年、種馬鈴薯を保存しておいた様子
昨年、種馬鈴薯を保存しておいた様子

こんな感じです。

種芋ですから春先までは掘り出さないので、ここには取り出し口がありません。

 

取り出し口は藁を丸く編んでつくります。

 

これは、昨年じいさんがつくったもの。

古い歴史のあるかつて旅館だった建物の中庭にあったシラカシ。

隣の家の屋根上まで枝が伸びてしまいどうしようかとご主人。

建物を傷めないように少しずつ枝を吊り下ろしです。