薪作り作業は北風が吹きさらす寒い場所で行っています。
風よけの掘っ立て小屋を立てて作業していますが、暖をとるところもほしいのでドラム缶利用で薪ストーブを作ってみました。
簡単にでき、暖かいのでつくり方を紹介しますね。
(底なしの作業現場向きですから家の中では使えないです)
1 ドラム缶の加工
(1)ドラム缶の切断
①ドラム缶をグラインダーかジグソーなどで半分に切る。
②焚き口を切り取る。
③煙突用の穴を切り取る。(煙突の直径より1~2ミリ小さめ)
(2)焚き口の加工
①切り抜いた部分を蝶番で取り付ける。
取り付けは鉄板ビスで簡単にできます。
隙間があいても気にしない。そこが空気の入口になります。
②取っ手の取り付け
鉄板ビスで取り付ける
2 設置台をつくる
①軽量ブロックを12個用意する。
②6個ずつ2段に積む。
これでドラム缶が乗るちょうどよい大きさになります。
(ギリギリなので、余裕を持たせるにはもう1列積む)
3 ドラム缶の設置
①加工したドラム缶をブロックの上に乗せる。
②ドラム缶の底に土を5cm位入れて敷きならす。(できれば粘土)
これでブロックが熱で痛みにくくなる。
4 煙突の取り付け
①L字金具を四方に鉄板ビスで取り付ける。
②煙突を鉄板ビスで取り付ける。
少しの隙間があいても気にしない。
煙突の吸い込みで煙は外に出ません。
③煙突を建物の外に伸ばす。
縦引きの長さは横引きの長さの1.5倍以上必要
④建物貫通部分は火災の起きないように注意!
5 火入れ
出来上がったら焚いてみる。
空気の取り入れは焚口の蓋の開け閉め具合で調整。
これで十分! 暖かいですね。焼き芋も焼けます。
周囲はいつも整理整頓。燃えやすいものは置かない。
火災には十分注意してください。
下の写真はクリックで拡大します。
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イソガヤモトオ (土曜日, 27 2月 2021 08:21)
あまりお金をかけないこと 工夫する 結果効果絶大 好感します 残り半分の使い道はどんなでしょうね クズ薪入れ 水槽 太鼓 椅子 焚き火 とかかな
掛川 剛 (月曜日, 01 3月 2021 06:18)
イソガヤさま
このドラム缶ストーブはお金をかけないで、シンプルな構造で簡単に作れることをコンセプトにして作りました。
底をつくらないことが簡単にできる特徴ですが、屋内ではちょっと危険ですね。
そのことを十分理解したうえで使うならばとても便利。
残りの半分は工夫次第。アイデアはたくさん湧いてきますよね!