大ケヤキ

街中に、それはそれは大きく枝を張っていた大ケヤキ。

その木肌は老人の顔に刻み込まれた深いシワのようにも見えて

幾年もの風雪に耐えてきた風格があった。

 

こんな姿を近くで見ているとなんとも言い表せない自然の力を感じる。

残念だが数年前にこのケヤキは伐採され、今はその姿を見ることはできない。

古い歴史のあるかつて旅館だった建物の中庭にあったシラカシ。

隣の家の屋根上まで枝が伸びてしまいどうしようかとご主人。

建物を傷めないように少しずつ枝を吊り下ろしです。