大木の折れた枝落とし

懐古園内にある藤村記念館前の樹齢500年と言われている大ケヤキの枝が先日の強風で折れて木の上に引っかかっておりました。

 

訪れる人の歩くところの真上なので、落ちてきて当たったら大変です。

依頼を受け早速対処しました。

 

はしごは届きません。ツリークライミングのロープをかける要領で、パウチという重りをつけた丈夫なスローラインという紐を投げて枝にかけます。そしてロープにつけ替えて遠くの方から斜め横方向にエイヤッと引いて、うまい具合に落下させました。ケヤキの他の枝は全く痛めません。

 

高所作業車などを入れなくてもこういう技術を駆使すれば解決可能。

これで一安心ですね。

古い歴史のあるかつて旅館だった建物の中庭にあったシラカシ。

隣の家の屋根上まで枝が伸びてしまいどうしようかとご主人。

建物を傷めないように少しずつ枝を吊り下ろしです。