松くい虫の被害で枯れた松が「突然に」倒れています。
そこが道路に面していたり住宅地であったなら、人への被害を考えるとぞっとします。
さて、今日は「なぜ松くい虫被害の枯れ松が突然倒れるか」を解説します。
下の写真をご覧下さい。
道路上に倒れた枯れ松の根です。
根っこが朽ち果ててなくなっているのがよーくわかるでしょう。
地上部は高く伸びて20m程もありながら、肝心の根っこが張っていないのです。
つまり、地面にほんの少しだけ刺さって立っている。そんな感じなのです。
これでは、少し風が吹いただけでも倒れてしまうのは当然ですよね。
お解りいただけたでしょうか。
松くい虫被害の枯れ松はとても危険です。枯れ松を見たら「キケン」と思ってください。
上の写真の松の根っこがポコンと抜けたあとの穴。
これだけのところにビミョーなバランスで立っていたなんて・・・
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